クールプリンスはあたしの旦那



「おぉ、これはこれは」


そう言って太ったおじさんが近づいてきた。


なんだか、鼻息が荒くて気持ち悪いけどあたしは微笑んだ。


「こんばんは。いつも主人がお世話になっています」


「こちらこそ。
若い奥さんだね、鷹神くん」


「はい。まだ大学に通っているので」


「早いなぁ」



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