わたしの珍しいアイドル恋愛事情
新しい世界
思い切って入った瞬間、テレビで普通に出ている人が
いっぱいいることが分かった。
まさに芸能界って感じだ・・・・
「こっちだ。」
七原先生と初姫さんに誘導されながら、1番上の16階に上がった
心臓は、どんどん大きい音で鳴ってきた
何で私こんなに緊張してるんだろう?まるでサキのオーディションの
ようだ・・・・
そんなことを思いながら社長室の前に着いた。
「いいか。お前は今から男だ!お前は青木魁人だ
社長室にシグナも来ているかもしれないから、お前は男を演じるんだ!」
すごく厳しい口調で言われ私はうなずく事しかできなかった。
そして社長室へ入った。目の前には社長って感じの人がいた
うれしい事にシグナはいなかった
「おおっ、やっと来たか、遅いぞ七原。」
「わりぃ、わりぃ。」
「君がサキのまなか、やっぱりオーラあるな。」
ああっ、自己紹介しなきゃ・・
「サキのまなです。よろしくお願いします。」
「おいっお前アホか。」
ああっそうだ私今は青木魁人だった
気付いた時には、社長さんは苦笑していた。
「おい、自己紹介しろ。」
七原先生に強い口調で言われ、
「あっ、改めまして青木魁人です。今回は、
シグナの新メンバーに入れていただくという事で、
本当にありがとうございます!。」