双子の姉妹の マキとマイ
あぁ……。


マイ、心配してるだろうな。


そう考えると何だか落ち着いた。


私は宙に言った。


「で?どーするのよ?もう一限目始まってるわよ」


私は腕時計を見て言った。


魔界から私が持ってきた、祖母の形見。


いつも優しい祖母が、私にプレゼントしてくれた中でも一番のお気に入り。


数字なんかも魔界語でかかれている。


だから普通の人間が見ても分からない。


< 110 / 507 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop