双子の姉妹の マキとマイ
いきなり走りだすと近くの店に入って私を試着室におしこんだ。


私は顔を真っ赤にして怒って言った。


「ちょっと!!」


響夏は私に手早く服や靴を渡すとカーテンをしめた。


「なっ!………これ。着ろっていうの?」


私は首をかしげてつぶやいた。


これ………。


私は少し考えこんでから、大人しく着替えた。


そして着替え終わるとくるりと鏡の前でまわってみる。


………。


これは、私に似合ってるのかしら?


おりあえず私はカーテンを開けた。


私の目に飛び込んできたのは、女の子にかこまれた響夏がいた。


はぁ!?


なんで私が試着してる間に違う女の子とイチャイチャしてるわけ!?


信じられない!!!
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