双子の姉妹の マキとマイ
「お、俺……それ以上言われたら心が病みます。すみません。一粒一粒丁寧に集めさせてもらいます」


私はニコッと微笑んで言った。


「よろしい。……じゃあビンは私がどうにかするわ」


そう言って私は立ち上がると、指を鳴らした。


すると割れた破片が宙に浮かんで、眩い光に包まれた。


そして光に目が慣れたとき、そこには元どもりに戻ったビンがあった。


そして、私は宙に浮かんだ元どおりのビンを優しくつかんだ。


そしてニコッと笑って響夏を見た。


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