双子の姉妹の マキとマイ
「ね?綺麗に元どおり♪」


目をパチクリとして響夏は言った。


「すっげーーーーーー!!」


……………へ?


あまりに響夏が驚くので、今度は私が目をパチクリさせた。


………あ、あれ?



私は首をかしげた。


響夏は私の手からビンをひったくって、いろいろな角度から観察しはじめた。


私は恐る恐る、声をかけた。


「………もしかして……魔法に興味あるの?」


「え!?」


響夏は少し顔を赤くして、ビンを机に置いて、小さくつぶやいた。
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