双子の姉妹の マキとマイ
響夏はもう全部展示物を見たらしく、満足したように笑って言った。
「マキー!俺、お腹が減った!!」
ほう?
私はガンっと響夏の足を踏んづけて言った。
「これだけ私を振り回しておいて、次はお腹が減ったぁ?あんたはどんだけ自由なのよ!!」
響夏は足をおさえながら言った。
「マ、マキ…。もうちょっと手加減してくれると、俺は嬉しいよ?」
そんなの知るか!
私は出口に向かってスタスタと歩く。
「マーキ!!何処行くんだよ!」
響夏が足を引きずりながら私の後をついてきた。
大袈裟な…。
私は心底めんどくさそうに振り返りながら言った。
「ご飯、食べるんでしょう?」
あー、ほら。
響夏ってわかりやすい。
こんな一言で顔輝かせちゃって。
そんな顔されたら、とびっきり美味しいところに行かせたくなるじゃない。
私は少し歩幅を縮めて、足を引きずる響夏に合わせた。
「マキー!俺、お腹が減った!!」
ほう?
私はガンっと響夏の足を踏んづけて言った。
「これだけ私を振り回しておいて、次はお腹が減ったぁ?あんたはどんだけ自由なのよ!!」
響夏は足をおさえながら言った。
「マ、マキ…。もうちょっと手加減してくれると、俺は嬉しいよ?」
そんなの知るか!
私は出口に向かってスタスタと歩く。
「マーキ!!何処行くんだよ!」
響夏が足を引きずりながら私の後をついてきた。
大袈裟な…。
私は心底めんどくさそうに振り返りながら言った。
「ご飯、食べるんでしょう?」
あー、ほら。
響夏ってわかりやすい。
こんな一言で顔輝かせちゃって。
そんな顔されたら、とびっきり美味しいところに行かせたくなるじゃない。
私は少し歩幅を縮めて、足を引きずる響夏に合わせた。