双子の姉妹の マキとマイ
響夏が楽しそうに笑いながら言った。



「よし!じゃあ、お弁当を食べる前に4人で試合しよう!今度こそ円香と決着つけてやる!!」


円香は威嚇するように一回床にダンッとボールを叩きつけると、響夏を指差して自信あり気に言った。


「望むところよ!マイ!私とペア組むよ!」


マイはそんな2人を見ながら迷惑そうに言った。



「えぇーーー!私もっと、宙に教えてもらいたいのにぃ」


「つべこべ言わずに早くして!」


円香はマイの腕を引っ張っる。



そんな円香を見て、宙はあきれたように言った。


「お前ら本当に飽きもせずによく喧嘩できるよな。喧嘩するのは勝手だけど俺らを巻き込むなよ」


「そんなこと言って、宙が1番楽しんでるくせに!」

響夏がニヤニヤ笑って宙をからかう。


私はそんな4人を見て、自然と顔がほころぶ。
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