双子の姉妹の マキとマイ
身体か大きく飛び跳ねた。


だって、耳元で小さく囁くから。


うわぁぁぁぁ!!!


反則、反則!!

いきなりそんなプレイしないでぇ!!


とうの本人は相変わらずの無表情を決め込むなか、私は耳まで真っ赤だ。


宙がいきなり私の腕をつかんだ。


え?


すると宙は私じゃなくて、見ているみんなに言った。


「そういうことで。俺の心も体も全部マイのもんなんで、これからは誰も告白してこないでください」


そう言って、走りだした。
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