双子の姉妹の マキとマイ

思いがけない試合【マキ】

「なぁ、マキ?」

私たちは遠い目で何かを見つめなが座り込んでいた。


私はぼやけた声で言った。


「んー?なぁに?響夏?」


「俺らってさ。なんでこんなとこで、こんなことしてんだろうね」


いや、まったくその通りである。


私たちはいったい何をやってんの!?
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