双子の姉妹の マキとマイ
わぁ〜、響夏のにおいがする。


「ねー、響夏?私ねさみしいのぉ〜」


マイと宙のキスを見て思った。


やっぱりマイにはあのことは言わない。


マイはバカみたいにお人好しだから、絶対に私がやる!って言うと思う。


でも、こんなの見ちゃったら絶対に言えないよ。


だってあんなに幸せそうなんだもん。


あー、さみしいなぁ。


響夏にこうしてられるのもあと少し。


そう考えると思わず涙がでてきた。


「マキ?なんかあったのか?」


「ううん。なんにもないよぉ。ただね、私ねさみしいのぉ」


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