双子の姉妹の マキとマイ
「結構前に俺が言ったこと覚えてる?」
覚えてる。
覚えてるよ。
私は目をつむったまま、何も答えない。
響夏はそれでも楽しそうに言った。
「『いつか、雪がふらなくても手がつなげるようになる』って話したよね??」
うん。
覚えてる。
響夏とした話は絶対に忘れてないよ。
「ほらね?俺が言った通り、ちゃんとつなげただろう」
本当だわ…。
私は口を開いた。
「あのね響夏。私ね、響夏のこと好きよ……」
一瞬、その場が静かになった。
うわー、なんか眠い。
私は眠りに落ちた。
意識を手放す前に、響夏の真っ赤な顔だけが脳裏に焼き付いた。
覚えてる。
覚えてるよ。
私は目をつむったまま、何も答えない。
響夏はそれでも楽しそうに言った。
「『いつか、雪がふらなくても手がつなげるようになる』って話したよね??」
うん。
覚えてる。
響夏とした話は絶対に忘れてないよ。
「ほらね?俺が言った通り、ちゃんとつなげただろう」
本当だわ…。
私は口を開いた。
「あのね響夏。私ね、響夏のこと好きよ……」
一瞬、その場が静かになった。
うわー、なんか眠い。
私は眠りに落ちた。
意識を手放す前に、響夏の真っ赤な顔だけが脳裏に焼き付いた。