双子の姉妹の マキとマイ
走ることの嫌いなマキ姉が、猛ダッシュでそのアトラクションに近づいて行く。
その後に続くように響夏も走る。
「あいつらは子どもか」
宙が無表情でつぶやいた。
「えー、だって子どもだよぉー?」
私がニコッとしながら言うと、宙がまぁなっと答えた。
そして私の手を宙が優しく包み込んだ。
私は反射的に手を引いてしまった。
だ、だ、だっていきなりそういうことするんだもん!!
宙が不機嫌そうな顔で言った。
「なに?」
「こ、ここは人がいるから……恥ずかしい」
よく考えれば告白したときも、誰かに見られてた可能性があった!!
わぁーーーー!
今考えたら恥ずかしい……。
私は頬を赤く染めてうつむいた。
「ふーん?」
宙はそういうと、さきさきと歩いて行ってしまった。
その後に続くように響夏も走る。
「あいつらは子どもか」
宙が無表情でつぶやいた。
「えー、だって子どもだよぉー?」
私がニコッとしながら言うと、宙がまぁなっと答えた。
そして私の手を宙が優しく包み込んだ。
私は反射的に手を引いてしまった。
だ、だ、だっていきなりそういうことするんだもん!!
宙が不機嫌そうな顔で言った。
「なに?」
「こ、ここは人がいるから……恥ずかしい」
よく考えれば告白したときも、誰かに見られてた可能性があった!!
わぁーーーー!
今考えたら恥ずかしい……。
私は頬を赤く染めてうつむいた。
「ふーん?」
宙はそういうと、さきさきと歩いて行ってしまった。