双子の姉妹の マキとマイ
部屋の隅まできて私をその場におろした。
私は高いところで不安定に揺れていたことに、さっき乗ったジェットコースターを思い出して、身体が震える。
私はその場に座り込み、肩で息をする。
お、落ち着くんだ!!
私は自分に言い聞かせながら、深く息を吸い込んではいた。
やっと落ち着いて、目を開けた瞬間。
宙がトンっと、私が持たれかかっていた壁の肩上あたりに手をついた。
……え?
いきなり急接近したことに、私は動揺が隠せずうつむく。
うわぁぁぁぁぁぁ!
し、心臓!?
心臓出てくるよ!?
私は顔を真っ赤にしながら目をつむる。
すると宙が口を開いた。
「マイ、俺のこと好き?」
私はびっくりして、バッと上を向く。
そのとき、唇が触れ合いそうだったから少し驚いたけど、私は言った。
「大好きだよ!」
「嘘だ。…俺が近付いたらマイ逃げるもん」
ダメだ……。
鼻血出そう……。
聞きました?
「もん」だって…。
宙は拗ねたみたいに頬を膨らませそっぽをむいている。
私はそれだけ卒倒してしまいそう。
それに、なに!?
「もん」って!?
反則だよ反則!!
ファール、ファール!!
私は鼻を抑えながら言った。
「それは恥ずかしいだけだよ!!!本当は私だってもっと近くにいたいもん」
私は自分で言って恥ずかしくなりそっぽを向く。
私は高いところで不安定に揺れていたことに、さっき乗ったジェットコースターを思い出して、身体が震える。
私はその場に座り込み、肩で息をする。
お、落ち着くんだ!!
私は自分に言い聞かせながら、深く息を吸い込んではいた。
やっと落ち着いて、目を開けた瞬間。
宙がトンっと、私が持たれかかっていた壁の肩上あたりに手をついた。
……え?
いきなり急接近したことに、私は動揺が隠せずうつむく。
うわぁぁぁぁぁぁ!
し、心臓!?
心臓出てくるよ!?
私は顔を真っ赤にしながら目をつむる。
すると宙が口を開いた。
「マイ、俺のこと好き?」
私はびっくりして、バッと上を向く。
そのとき、唇が触れ合いそうだったから少し驚いたけど、私は言った。
「大好きだよ!」
「嘘だ。…俺が近付いたらマイ逃げるもん」
ダメだ……。
鼻血出そう……。
聞きました?
「もん」だって…。
宙は拗ねたみたいに頬を膨らませそっぽをむいている。
私はそれだけ卒倒してしまいそう。
それに、なに!?
「もん」って!?
反則だよ反則!!
ファール、ファール!!
私は鼻を抑えながら言った。
「それは恥ずかしいだけだよ!!!本当は私だってもっと近くにいたいもん」
私は自分で言って恥ずかしくなりそっぽを向く。