双子の姉妹の マキとマイ
私は氷をルルアに渡して、泣きながら微笑み言った。



「今だって多くのものを望んでるわけじゃないのよ。ただもし、私が望むことを許してくれるなら……」



私はフラフラした足取りで、部屋の中に入りベットの上に倒れこみながら言った。



「もう一度、みんなに会いたい……」



響夏に会いたいよ……。


もう、それだけでいいから。
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