双子の姉妹の マキとマイ
「なっ…」
私は赤い顔を隠すようにクルッと後ろを向いた。
そうだった!!そうだったわ!!
私さっき思いっきり告白して、他人の前でキスまでしたんだった!!
今考えるとおそろしいわ…。
あぁ、もう最悪。
私は両手を頬に当てて、どうにか熱を冷まそうとする。
そのとき。
「マキ様〜!!」
甲高い声が聞こえてきて、パッと声のする方に視線を上げるとニコニコ笑顔のルルアと気まずそうなイルが立っていた。
ルルアは私に抱きついていった。
「響夏さんに思いが通じてよかったですわね!まぁ、通じなかったら通じなかったで私がマキ様の記憶からも、この世界からも響夏さんを消して差し上げるつもりでしたので、心配はいりませんでしたけどね♪」
「おーっと、いつのまにか俺は消されることになっていたのかぁ!」
苦笑いを浮かべた響夏の言葉に、ルルアはニコッと笑っただけだった。
私はルルアから離れて言った。
「ルルアにはいっぱい迷惑をかけたわ。ごめんなさい…」
頭を下げると、ルルアはとんでもない!っと声を上げた。
「迷惑だなんてそんな!むしろ迷惑をかけられることが、私にとっては光栄ですわ!!それに王位を継いだって言っても私一人で頑張るわけじゃありませんもの。イルとこれからは二人三脚で頑張りますわ!」
私は赤い顔を隠すようにクルッと後ろを向いた。
そうだった!!そうだったわ!!
私さっき思いっきり告白して、他人の前でキスまでしたんだった!!
今考えるとおそろしいわ…。
あぁ、もう最悪。
私は両手を頬に当てて、どうにか熱を冷まそうとする。
そのとき。
「マキ様〜!!」
甲高い声が聞こえてきて、パッと声のする方に視線を上げるとニコニコ笑顔のルルアと気まずそうなイルが立っていた。
ルルアは私に抱きついていった。
「響夏さんに思いが通じてよかったですわね!まぁ、通じなかったら通じなかったで私がマキ様の記憶からも、この世界からも響夏さんを消して差し上げるつもりでしたので、心配はいりませんでしたけどね♪」
「おーっと、いつのまにか俺は消されることになっていたのかぁ!」
苦笑いを浮かべた響夏の言葉に、ルルアはニコッと笑っただけだった。
私はルルアから離れて言った。
「ルルアにはいっぱい迷惑をかけたわ。ごめんなさい…」
頭を下げると、ルルアはとんでもない!っと声を上げた。
「迷惑だなんてそんな!むしろ迷惑をかけられることが、私にとっては光栄ですわ!!それに王位を継いだって言っても私一人で頑張るわけじゃありませんもの。イルとこれからは二人三脚で頑張りますわ!」