恋華
なんでそこまで心配してくれるの?

期待しちゃうじゃん…

「まぁ、見つかって良かった」
優也は千春の頭を撫でた。

そんなのされたらよけいにドキドキしちゃう。
「探してくれてありがとう」

「おぅ…」

頭をかきながら優也はゆった。
少し顔が赤い。

照れてるの?

「あんま心配させんなよ」

私の方を見ようとしない。

「はいはい」
優也の照れてる姿が可愛くて、私は笑ってしまった。

「何笑ってんだよ」

「別に~」

駄目だ…
もう気持ち溢れそうだよ。

「優也…」
今は皆花火に集中してるから、ゆっても誰もきずかないよね?
「何?」
心臓がうるさい。
これから告白するんだから…
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