恋華
「これから皆さんには自己紹介文を書いてもらいます」
そうゆって皆それぞれに白い紙が配られた。
自己紹介文なんて久々やなぁ…
何かこぉ?
「なぁ、ちょっと書くもん貸してくれん?」千春が考えていると隣りの席の男子が話し掛けてきた。
ちょっと茶髪の髪に整った顔だちの人だった。
「あ…はい!!」
千春はその男子にシャーペンを渡した。
「ありがとう」

びっくりしたぁ…
いきなり話し掛けてくるから。

自己紹介文何かこぉ…とにかく名前書くか…そう思い千春は自分の名前を自己紹介文に書いた。
「へぇ~、千春ってゆうんだ」
声の主はさっきの人だった。
「え!?あ…うん、そうだけど…なんで分かったの?」
その人は私の紙を指さした。
「見えてたから」
千春は自分の紙を見た。
< 4 / 66 >

この作品をシェア

pagetop