恋華
ピンポーン


しばらくすると
ガチャッとドアが開く音がした。

「お!!千春!!いらっしゃい」

そこには優也がいた。
「お邪魔します」

私は優也の家へと上がった。

優也の家へくるのは初めてで、すごく緊張しているのが自分でも分かるぐらいだ。

それにしても…
優也の家は広い。

「あら、いらっしゃい」

リビングから優也のお母さんが出てきた。

「あ…お邪魔します」
千春は深くお辞儀した。
「別にそんなに緊張しなくていぃのよ~」
優也のお母さんは笑っていた。


「俺の部屋こっちだから」

そうゆって優也は二階に上がっていく。
私も優也の後をついていった。

優也の部屋に入ると部屋はキレイに片付いており、男のこの部屋だなぁ~ッと思わせるような部屋だった。

「まぁ、座れよ」

そうゆわれたので、私は優也の横に座ッた。

私はまだ緊張している。
体なんてカチンコチンだ。
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