恋華
それから映画を見に行き、恋愛系の映画に集中した。

すごく感動する恋愛映画だったからすぐに泣いてしまった。

隣りの優也を見ると、平然としていた。

なんで平然でいられるの~
私はこんなに感動するのにぃ~


それからしばらくして映画は終わった。


「うぅ…感動したよぉ~」

私は涙をハンカチでふいていく。

「ほんま泣き虫やなぁ~」

なんで泣かないのよぉ~

「あれは普通泣くでしょ」

「別に?ちょっとは感動したけどな」

ちょっとは感動したんだ。


しばらくの間私達は映画の話しで盛り上がっていた。


外にでるともう夕方だった。

「そろそろ帰るか」

「うん」

なんかちょっと寂しいようなそんな感じだった。


家までつくと、バイバイのキスをしてくれた。
「じゃぁ、またな」
そうゆって優也は帰っていった。

自分の部屋に入り、優也にメールするとそのままグッスリ寝てしまった。
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