乙女魔法壁隊GARNET RIBBON
争う二人の前に突然姿を現したのは、サラサラした黒髪のセミロングに、カチューシャ頭のエルザだった。
「で、でも本当にあなた、影が薄くていらっしゃるのね。」
「マジでずっとここにいたの?
ウチらより前から!?」
最初は驚いていた二人だったが、いつものエルザの行動を思い起こして、ああ、そうかと納得した。
恐らく-
夕方、この宿舎の掃除があった時、マイペースな彼女は、皆が掃除を切り上げてからも、ずっと掃除をしていたに違いない。
そして、気付かずに誰かがここで掃除を黙々とするエルザを閉じこめてしまった。
存在感が無さ過ぎて…
何とも言えない沈黙が流れる中、二人と同じく呆れた表情のキャロルは、エルザに話しかけた。
「あ、あのさあエルザ。あなたは特に罰を受けているわけではないから、ここから出してもらいなよ。
私が言ってあげる。
誰か~!ちょっと誰か来て…」
「で、でも本当にあなた、影が薄くていらっしゃるのね。」
「マジでずっとここにいたの?
ウチらより前から!?」
最初は驚いていた二人だったが、いつものエルザの行動を思い起こして、ああ、そうかと納得した。
恐らく-
夕方、この宿舎の掃除があった時、マイペースな彼女は、皆が掃除を切り上げてからも、ずっと掃除をしていたに違いない。
そして、気付かずに誰かがここで掃除を黙々とするエルザを閉じこめてしまった。
存在感が無さ過ぎて…
何とも言えない沈黙が流れる中、二人と同じく呆れた表情のキャロルは、エルザに話しかけた。
「あ、あのさあエルザ。あなたは特に罰を受けているわけではないから、ここから出してもらいなよ。
私が言ってあげる。
誰か~!ちょっと誰か来て…」