哀しい偶然


会おうと思っても会えない、カレ


表参道を通るたびに
きょろきょろしながら彼を探したけれど…彼を見つけられるハズもなく。



彼との思い出は
淡い恋の1ページとして
綺麗に綺麗に終わっていくんだ…




そう思っていた矢先。





「似てねぇだろ~?俺たち!
2卵性だからかな~。
兄弟にも思われねぇ時があるんだぜ!?」






彼は私の目の前に現れた。



大切な彼氏の…双子の弟として。





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