涙、、
「うーん・・」

私は、部屋についたあと、クローゼットを開け、

服を取り出した。

ピンクにまとめよっかな。

私はそう思って、胸元にピンクの大きなリボンがついている

ワンピースを来た。

そして、ロングストレートの髪を、くるくる巻きにして、

ピンクのパンプスを履いた。

おかしいかな?

似合わないかな?

私は、ドキドキした。

そして、ピンクと白のバッグ。

リボンが付いている。

「いってきます!!」

私は、大きな声で言った。

なんでかな、いつもより、凄く響いてた。


・・・7時

私が、駅に着いたころには、みんないた。

「遅れちゃってごめんなさい!!」

私は、みんなに頭を下げた。

「待ってねぇし、いいよ」

悠がにっこりと笑って言った。

「惚れないでね♪」

彩は、困った顔をしていたが、笑っていた。

悠の隣には、物凄く、大人っぽい男の子。

おそらく、私達と一緒だろう。

「あぁ、こいつは俺らと同じ学校の水川奏」

悠は、まだ、にこにことしている。

そして、私に親切に教えてくれた。

「えっと・・よろしくお願いします!」

私は、もじもじしつつ、はっきりと言った。

「よろしくな」

奏という男の子は、にっこりと微笑み言った。

その笑顔は、とっても可愛くて、

癒された。

はじめてだった。

笑顔で癒されるなんて。

なんだか、今までのため息を消し去ってしまいそうな笑顔。

私は、とっさに笑顔を返した。

私も、久々に、本物の笑顔をみせた。

今まで無理をして笑っていた。

なんでだろ・・

今となっては、そう思うしかなかった。
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