涙、、
「どこいくか~?」

悠が中心となって言った。

すると、彩が言い始めた。

「やっぱ、オシャレな感じの店がいーっしょ!!」

私は、彩の回答に納得しつつ、苦笑いをした。

「ん?梨紗ちゃん、笑ってないよ?」

小さな声で、奏君が言った。

私は途端に、顔が真っ赤になりそうだった。

実際にはなっていないのだろう。

そう思った時は、ほっとした。

でも、なぜ私の名前を知っているのかな?

まぁ、彩か悠が教えたのだろう。

「私のことは、梨紗でいいよ」

私は、返事をした。

「あれ?俺が言った質問、無視??」

奏君は、笑いながら言った。

いわゆる・・天然なのかな?

私は、そう思った。

でも、違かった・・。

「うん、無視」

私は、笑いながら言った。

なんとなく、会話が弾んでた。

気が合うのかな。

「えええッんだよー…。俺んことは、奏でいいからなっ」

奏は、いじけつつ、ウレシそうだった。

奏・・


私はくすっと笑った。

奏の言った言葉を思い出すたび、面白いと思ったからだ。

「なんだよー」

奏はいじけていった。

「何でもないよーだ!」

私は、意地悪をした。

奏は、気付いてる?

「この~意地悪っこめーー!」

「きゃあっやへてーー」

ほっぺを掴まれた。

くすくす・・

奏といると、心が落ち着く。

今までの何もかもを忘れられるよ・・・。

そう。これが、私達の出会いだったのだ―…
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