※ただし、あたしは大嫌い。
…え゙。まさか。またあたしと若宮隣の席!?
「すっごい腐れ縁☆」
ホントだよ…
彩の言葉に心の中で激しく同意する。
ここまできたらもう誰かに仕組まれてるとしか思えない…
「あれ?」
そこに現れたのは神崎。
どうやら神崎もまた一緒のクラスらしい。
「若宮また如月ちゃんの隣?よかったじゃん♪」
「…べ、別によくねーし」
「えー?だったら俺と交換してよ♪」
「………」
暫し無言になった若宮は
「…それは無理だバーカ」
ぶっきらぼうにそう言うと、ドカッとあたしの隣の席に座った。
「アーラ☆☆」
彩が楽しそうにあたしの表情を伺ってくる。
「~~っちょっとトイレ!!」
意識すんなって言う方が無理だバカヤロー!!!