※ただし、あたしは大嫌い。



「はぁ?このブタが?」


あたしの隣に立って一緒に覗き込む若宮。



「ブサイクじゃん」


「かわいいから!一目惚れした!」


「へぇー」




若宮はそう興味なさげな返事をすると




「なんかトイレ行きたくなってきた」



お店のドアを開けた。




「さっきマックで行ったばっかじゃん!」


「今度は大なんだよ」



あぁなるほど…



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