※ただし、あたしは大嫌い。
「へ~そうなんだ~?」
そう言いながらチュ、と隣の女子の額にキス。
どんなタイミングでキスしてるのあなた!?
「で、お前誰と来てんの?まさか一人?さみしー」
唖然とするあたしに今度は若宮が聞いてきた。相変わらずのバカにしたような目で。新年早々代わり映えのしない奴だ。
「一人じゃないですー家族とですぅー」
「ねぇ笑佳何やって…って誰このイケメン達は!?!?」
するとあたしを呼びに来た二歳上現在大学一年生のお姉ちゃんが、若宮と神崎を見てパァッと目を輝かせた。
ちなみにお姉ちゃんは大のジャニヲタだ。
「あぁー…クラスメイト」
すると若宮がニコッと笑って
「どーも☆笑佳サンの彼氏の若宮です☆」
はぁぁぁ!?!?!?