※ただし、あたしは大嫌い。












「…よ」



「……何で!?」





翌朝、家を出ると若宮が立っていた。






「何でってカバン。昨日忘れてっただろーが」




そしてぶっきらぼうにカバンを差し出す。





「ほら」



「…あ、アリガトウゴザイマス」






そして並んで歩き始めたのはいいけれど。






「……」


「……」





お互い無言!!







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