※ただし、あたしは大嫌い。
「何か?」
「……別に」
若宮はあたしから視線を逸らすと
「俺がこんなドブスと付き合うわけねーじゃん?」
「「だよねぇー♪」」
ニッコリ女子達に向かって言った。
そしてそれに嬉しそうに同意する女子達。
私のガラスのハートは今11のダメージをおった。
「あたしだってあんたみたいな性悪男頼まれたってお断りですー!!」
「あぁ゙!?」
するとさっきよりも、ますます不機嫌になった若宮が再びあたしを睨む。
コイツは人(あたし)を睨むのが趣味なのだろうか。
「俺もお前みたいな絶壁女泣いて頼まれたってお断りだっつーの!!」
「あっそうですか。
誰も頼まないんで安心してくださーい!!」
「あ゙!?
頼めよ!!
全身全霊で断るけどな!!」
「はぁ!?
意味わかんない!!」
冬休み明け早々ムカつきすぎて禿げそう!!!