※ただし、あたしは大嫌い。




「……テメェ」




あたしに突き飛ばされたため尻餅をついた若宮が睨んでくる。




「…あ…ごめんごめん☆」


「ごめんごめん☆じゃねぇ殺すぞ」




殺気だつ表情で立ち上がろうとする若宮に






「…さ…さよならっ」





逃げた。





「は!?待てコラ!!」






後ろから若宮が素晴らしいスピードで追ってくる。






「くんなー!!!」




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