※ただし、あたしは大嫌い。
マジか…!!
でも彩にはラブラブな他校の彼氏がいるのに………
なんて不憫な………!!!
ポン、ポン。
あたしは溢れそうになる涙を堪えながら若宮の肩を叩いた。
「強く生きろ若宮…」
「あ゙!?」
「あ、タァくんだ♪」
噂をすれば、例の彼氏から電話がかかってきたらしい彩。
「もしもしタァくん?うん、うん、あたしも早くタァくんに会いたい………☆」
…そっと横目で若宮の様子を伺う。
「……何だよ」
「や、べっ別に?」
強く生きろ若宮!!!!