アイドル逃走劇


「微妙って面白っ」


そう言いながら、急に路地に連れ込むと、将君はなんと私にキス!!


「ん……な……」


少しのキスの後、唇が解放されると


「今のも何か?」


ドキドキを隠すように、怪しい人がいたのかときょろきょろする私に将君は


「えっとね、気に入ったから」


と言った。


「微妙なんだしいいよね?」


「いやいやいやい……」


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