大好き
「唯花ー」
誰かが私を呼んだ
この声は…!
「夏樹!」
「一緒に帰ろーぜ」
「うん」
あの日以来、私と夏樹は一緒にいることがおおくなった
きっと夏樹なりに私を励ましてるんだろうと思う
「ありがと」
私が言うと
「なにいってんだよ?」
と目を丸くしていた
「励ましてくれてるんでしょ?」
「あぁ、まあな」
ほらね、
正直に言えばいいのに
「あんまり、気にすんなよ」
「わかってるよ」
と私が答えると