時計の針の行方
どのぐらい走っただろうか…
いつの間にか、帰り道の終盤辺りまで着いていた。
内海の家から学校まで、歩いて三十分以上かかるのだが、家まで残り10分かかるか、かからないかのところまで来ていた。
内海はその場で立ち止まって、息を整えていた。
ハッ、ハッ、ハァ…
呼吸を整えている間に、少し遅れて美空が来た。
勿論、美空も息を荒げていたが、内海よりかは顔に余裕があった。
「ハァ、ハッ… やるじゃねえか…」
「ハァ…ハァ…長距離は専門分野じゃないけどね…」
2人ともその場で立ち止まって息を整えていたが、だいぶマシになったのだろう。
内海が、美空に声をかける。
「走ったし疲れただろ。近くに小さい喫茶店があるからさ。そこで昼メシでも喰いながら話しようぜ」
今は七月。梅雨も明けて今日もカラッとした暑さが辺りを包む。
先ほどダッシュして、喉もカラカラに渇いていた美空にとって、内海の提案は正直助かった。
快く了承する。
「うん。喉も渇いたしね。その喫茶店に案内してくれる?」
内海は、美空の言葉を確認すると喫茶店に向かって歩きだした。
といってもホントに近い。
内海たちのいた場所から歩いて、一分もかからないで着いた。
いつの間にか、帰り道の終盤辺りまで着いていた。
内海の家から学校まで、歩いて三十分以上かかるのだが、家まで残り10分かかるか、かからないかのところまで来ていた。
内海はその場で立ち止まって、息を整えていた。
ハッ、ハッ、ハァ…
呼吸を整えている間に、少し遅れて美空が来た。
勿論、美空も息を荒げていたが、内海よりかは顔に余裕があった。
「ハァ、ハッ… やるじゃねえか…」
「ハァ…ハァ…長距離は専門分野じゃないけどね…」
2人ともその場で立ち止まって息を整えていたが、だいぶマシになったのだろう。
内海が、美空に声をかける。
「走ったし疲れただろ。近くに小さい喫茶店があるからさ。そこで昼メシでも喰いながら話しようぜ」
今は七月。梅雨も明けて今日もカラッとした暑さが辺りを包む。
先ほどダッシュして、喉もカラカラに渇いていた美空にとって、内海の提案は正直助かった。
快く了承する。
「うん。喉も渇いたしね。その喫茶店に案内してくれる?」
内海は、美空の言葉を確認すると喫茶店に向かって歩きだした。
といってもホントに近い。
内海たちのいた場所から歩いて、一分もかからないで着いた。