虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
それにしてもあの顔・・・・・・どこかで見たことがあるような。
しかし、いくら考えても思い出せない。
わたしがここで取った判断は正しいと思う。
・・・・・・よし、諦める。
人間諦めが肝心なのだ。
そこで、シャワーを浴びてもう寝る事にした。
明日学校に行くのがめんどくさい。
そんなことを考えながらベッドに入った。
今日あの出来事さえなければ、あんな目に会わずにすんだのに。
このときのわたしは、そんなこと知るよしも無く、眠りに落ちていった。