虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「駄目だ」



土方は即答した。


「嫌です」


「駄目だ」


「絶対嫌です」


「絶対駄目だ」


こんなやりとりがしばらく続き・・・わたしが折れた・・・ことにする。



「まぁ、仕事はそれぞれ組長に聞くこと。じゃ。解散」



わたしたちは土方の部屋から出た。



自分の部屋に戻ろうとしたのだが・・・なんか視線を感じた。



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