虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
あれから、わたしへの監視は無くなり毎日眠れるようになった。
できるだけ食事もとるようにしている。
今日は巡察も無く、のんびりとした一日を過ごしている。
まだ監察方の仕事はないが、山崎さんに色々と話を聞いたりしている。
そして普通の稽古だけじゃなく、クナイを投げる練習など、監察方の稽古も兼ねているのでかなりしんどい。
だからこういう休みは貴重、だから静かに過ごしたいのだ。
・・・なのに。
「おーい、睦月!」
なんでこんなに騒がしいのだろう?