虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


――――連れて来られた場所は屋上だった。


そこには二人の女の姿。


・・・嫌な予感しかしない。


香水臭いし、化粧濃すぎてパンダみたいだし。



「あんた、昨日なんで一条君と一緒にいたの!?」



笑いを堪えていると一人の女が睨みながら喋りかけてきた。



「それがなにか」



・・・この一言、相手の苛々をMaxにしてしまったようです。

挑発したつもりはないんだけど・・・


それも、時既に遅し。


この言葉がこれほどしっくりくることって・・・


これから先あるんでしょうか?


< 24 / 858 >

この作品をシェア

pagetop