虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


すると、芹沢さんはフフン、と鼻で笑った。



「そんなの当たり前だろう。なんだ、野宿も出来ないのか?」



癪に障る言い方するね、芹沢さん。


さすがの藤堂さんも顔が引き攣っている。



「いえ、そういう訳ではありません。ただ・・・」



チラ、と藤堂さんは隊士達を見た。


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