虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「もめてんの、あの派手グループと睦月さんやっけ?

そんな名前の奴やったわ」


「――――睦月・・・!?」



なんか気になり、道着のまま道場を後にし屋上へと急いだ。


妙に、胸騒ぎがした。


そして――――


・・・これが、拓哉と話した最後の日だった。




*玖於side end.*


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