虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「こいつは、人の死を冒涜したんです。 殴られて当然です」



二人と、隊士を睨みつける。



「そうか。 話はまた後で聞く」



そう言い、原田さんと永倉さんは隊士をどこかへ連れて行った。


外を見ると・・・あの時の、お梅さんと出逢った風景が甦った。



「お梅さんと芹沢さんの死は・・・無駄じゃないよね・・・?」



この人達のおかげなのに、それに気付く人がいないことが悔しかった。



悪者は、悪者でいろってことなのか・・・?

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