虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


土方に向かってそう言い、目線を移す。


近藤さんの後ろには、“新撰組 屯所”と書かれた看板。



「・・・そうだな。睦月君の言う通りだ」


「勝っちゃん!?」



わたしを責めず、優しい眼差しでわたしを見る、近藤さん。


そして、優しい口調で言った言葉・・・



「睦月君、君は変わったね」


「・・・?」



どういうことなのだろう?



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