虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


なかなか古高も口が堅いらしく・・・


口を割らないため、土方も苦労しているようだ。



「土方さん、苦労してるみたいだね」



縁側で一緒にお茶を飲んでいる、一条。


一条も、さすがにこの声は無理なようで、顔が引きつっている。



「あぁ・・・そうだな」



あの鬼の副長のお出ましでも、口を割らない。


それなら、もう口を割るのは無理なんじゃないのか?

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