虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


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「近藤さん、土方、古高が吐きました」


「はっ!?」


部屋に入り、古高が吐いた内容を全て話す。


はじめは驚いていた二人も、話が進むにつれ表情が険しくなっていった。


その内容とは、


【 祇園祭の前の風の強い日に、御所に火を放つ。

そして一橋慶喜・松平容保らを混乱に乗じて暗殺。 

そして、天主様を長州へ連れ去る 】



というものだった。


尊皇攘夷派の長州が、こんな事を計画していたなんて・・・


とでも、思ってるのだろう。


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