虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「御用改めである!! 刃向かえば斬るっ」



大声で怒鳴り込んだ近藤さん。



「さすが・・・」


「まあ、そんなとこも近藤さんらしいんだけどね」



呆れたように言う藤堂さんを、沖田さんが宥める。


そして、真っ先に斬り込んで行ったのは藤堂さんだった。



わたしも慌ててその後を追う。


まだ、戦いは始まったばかりなのに、辺りからは悲鳴が聞こえてくる。


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