虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


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・・・わたし達の、願いは打ち砕かれた。


なぜなら――――



「お手数かけました」



わたし達の目の前には、微笑んだままの山南さんが立っていたから――――


後ろで、馬の手綱を握っている沖田さんの目には、絶望の色が浮かんでいる。


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