虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
「座れ」
・・・この命令口調、ほんと苛々する(怒)
「まぁ座ってください」
沖田の言葉にわたしは座る。
「いくつか質問するから答えろ」
腕を組みながら、わたし達を見下ろす土方。
背が高いからって、何なんだ?
「そんな命令口調で答えると思う?」
「なッ!!」
言い返すと、その目も更に鋭くなる。
ざまぁみろ(笑)と、心の中で笑ってやった。
「まぁ、しかたない。答えてやるよ」