虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


・・・そんなわけない。



「ねぇ、ごめん。 嫌だったよね・・・僕に言われてもさ」



・・・違う、嬉しかった。



「本当にごめんね? もう言わないから」



・・・嫌だ。



「嫌ですっ! 嬉しかったです!!」



ガバッと、布団を跳ね除けて叫ぶ。



「へへ・・・引っ掛かった♪」


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