虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


平助君は、もうすぐいなくなるというのに・・・


いつもと変わらない、いつもの風景。



こんなにも、時間というものは儚いものだったことに、今気が付いた。


出来ることなら・・・


過去に戻って、平助君を助けたい。



後悔は、何も役に立たない。


未来にも、現在にも、過去にも・・・


わたしが幸せになる道なんて、どこにも無かったんだ。

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