虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
「伊東が、近藤局長暗殺を計画しています」
「「「「はぁっっ!?」」」」
部屋に響く、幹部の声。
それを気にせず、斎藤さんは話を続ける。
「即急に、対処するべきかと・・・」
伊東に対する怒りが部屋に充満してきた頃、永倉さんが口を開く。
「おい、それ・・・平助は入ってるのか・・・?」
その言葉に、わたしは目を見開く。
どうしよう、これに平助君が参加していたら・・・